パンジャンドラム
第二次世界大戦中にイギリス軍で開発が行われていたロケット推進式の陸上爆雷。
炸薬を詰めた本体を車輪で挟んだボビン状の構造で、車輪のリムに装着された固形燃料ロケットモーターの一斉噴射により車輪を回転させ目標に突進する。
走行中に進む方向を修正できないことから問題が多発し、実践投入されることなく開発中止となった。
日本国内では、軍事シミュレーションゲーム「Besiege」でパンジャンドラムを作成するプレイ動画が2016年以降人気を博し、ネットミームとして広まった。
由来
海軍中尉で小説家のネヴィル・シュート・ノーウェイが、サミュエル・フットの詩「偉大なパンジャンドラム (The Great Panjandrum)」から引用し命名。